レポート
台湾国営福祉イベント前編 セレモニー
11月、秋の装いを見せる台北はとても過ごしやすい空気が流れている。
僕たちは台湾を訪れた。
福祉大国の台湾においても、重要な障害福祉施設である伊甸萬芳啟能中心(エデン)。
そのエデンが開催するCRPD5周年のイベント展示会に日本を代表して参加するためだ。
開催期間は11月9日〜11月15日。
僕たちとエデンはイベントへ向けてコラボTシャツを作った。
エデンの福祉施設に所属している、障害のある作家のアート作品を提供してもらい、NODDがグラフィックデザインへと落とし込んだ。
イベントのオープニングセレモニーでは、工房集とのコラボTシャツと合わせてモデル達が着用をする。
スタッフTと合わせて、60枚を協賛としてイベントに提供をした。
これだけの枚数を会場の皆が着る事になると、リハーサルの段階でNODDのTシャツが目立ち始めた。
自身の展示の準備を進めながらリハーサルの様子を見る。
「ん、コレは」想像していたよりもだいぶ壮大だぞ。
過去の回の記事や映像はweb上に色々とあったが、実際来てみるまではどのようなイベントかは読めない部分が多くあった。
当たって砕けろ。そんな気持ちで乗りこんでいたが、規模の大きさに早々に面食らった。
華やかな音と光の中、オープニングセレモニーが始まった。
今回工房集とのコラボデザインのアイテムも登場した。
台湾の方達が、日本の障害者アートとデザインのカッコよさを理解し身に着ける。
こんな日台友好の形もあったのだ。
会場中がNODDで溢れている。
デザインで苦悩し
納期に焦り
初めての海外発送でテンテコ舞いになったが、この光景を見れて良かった。
仲西ラオパンと藤永勝氏によるスピーチ。
ブランドコンセプトに皆がうなずき、大きな拍手が起こる。
この後にエデンの代表がしに来てくれた握手は力強く、熱かった。
セレモニーを終えて。
台湾の持つ福祉の世界観を体感する事ができた。
とても前向きな力、外の世界へと広げる意思の強さを感じた。
そして僕たちの理念はやはり正しい。
ひたすら進むべきだという事も再認識できた。
この機会に、台湾でもNODDの意思に共感して、協力してくれる仲間がたくさんできた。
彼らと共に新しい世界を築いていこう。
まずは東南アジアを開拓だ。
Photography & Written : 寺門 誠/ Makoto Terakado
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
↓↓↓NODDブランドアイテムはこちらから
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー