【講演会】台東区区役所にて「自分達らしいディスプレイ」
先日またもや開催されましたNODD講演会。
自主制作商品に取り組む、台東区の福祉事業所の方々が多く集まってくれました。
今回は販売会やポップアップに出店した際の、商品のディスプレイの仕方。
すでに2回同様の講演が他の先生にて行われたという事で、技術的なものは少な目に。
僕たちが障害福祉をブランディングする時と同様に「福祉ならでは」「福祉だからこそ」の心構えの部分を中心にお話ししました。
その内容を一部公開します。
まずは自己紹介ですね。
台東区の障害福祉の方々とは、このような形でデザインやブランディングを通じ関わらせていただいています、と。
そして今回の主題です。
デザインも「コミニケーションの手段です」と僕たちはよく口にします。
他者にどう物事を伝えるか。それは言葉や文章だけではないという事です。
「販売会」というものをどのように皆さんが捉えているのか。
福祉イベント、バザー、合同販売会。
それだけでなく、企業や行政が販売場所を提供してくれる事もあります。
丸井、KITTE、ユニクロ、上野駅などなど。
すごい恵まれた売り場をいただいています。商売のプロの方々と肩を並べて売る事になります。
しかし、福祉の方々は物を売るプロではありません。
販売会を通じて得られるモノ、伝えられるコトをそれぞれの事業所ならではの目線で捉えていただければと思います。
そして、そのような売り場に立つという事は障害福祉の事を知らない方々にお客さんになってもらうという事。
そのような方に素通りされないよう、ディスプレイを通じてコミニケーションを図る必要があるのです。
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などなど、その他多くを2時間近くをブランディングデザイナーの目線でお話させていただいました。
資料ページもいっぱい作ってあるので、もっと他でも喋りたいです。
zoomでもOKなので全国の福祉や行政の方々、ご連絡ください。
講演会でも例に出させていただきました、浅草今戸のIRODORI caféの販売会出店。
商品陳列、値札、ポップの活用、販売員の衣装や声掛けなど。
「この機会にIRODORI café知ってくれ!」
という気持ちが込められているのを感じますね。
販売会では多くの人が賑わい「売れる福祉」にも繋がっていると思います。